別れ話でもめたと警察相談
札幌・ススキノで4人が負傷した雑居ビル火災で、火元のガールズバー従業員で負傷した20代女性が今月上旬、放火した疑いがある40代の男について「別れ話でもめた」と北海道警に相談していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。道警は交際のもつれが火災につながった可能性があるとみて、経緯を慎重に調べている。
捜査関係者によると、女性は7日に交番を訪れ「彼氏と別れ話でもめた」と相談したという。
また、店舗からガソリンの成分が検出されたことが札幌市消防局への取材で分かった。男がガソリンのような液体をバケツに入れて持ち込み火を付けた疑いがあり、道警も現場検証で集めた物質の鑑定を進めている。
(共同)