韓国徴用工、解決策を受容
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【ソウル共同】韓国の元徴用工訴訟問題で、韓国政府傘下の財団が賠償相当額を肩代わりする解決策を拒んでいた元徴用工(故人)の遺族が26日に受け入れた。財団関係者が27日、明らかにした。この遺族は、敗訴した三菱重工業から賠償金代わりに金銭債権を取り立てる訴訟を起こし、今月18日にソウル中央地裁で勝訴していたが、訴訟を撤回するとみられる。
関係者によると、遺族は賠償相当額と遅延利息の計約2億5千万ウォン(約2600万円)を受け取った。
原告は、韓国最高裁で2018年に勝訴が確定。三菱重工が賠償に応じないため、同社の金銭債権約8300万ウォンを差し押さえ、これを取り立てる訴訟を起こしていた。
(共同)