松竹は２７日、衛星放送事業から撤退すると発表した。松竹グループは２０２２年、東急グループと共同で無料放送チャンネル「ＢＳ松竹東急」を開局。松竹の発表を受け、ＢＳ松竹東急は同日、公式サイトで「当社としては、放送を継続してまいります」と説明した。
松竹は撤退の理由を「当初計画に比べ、広告売り上げが伸びず、これ以上のＢＳ放送事業の継続は松竹グループとしては困難と判断した」としている。同チャンネルは、両グループが得意とする映画や歌舞伎、演劇などのエンターテインメント作品を軸に放送している。
ＢＳ松竹東急の株主には現在、ザイマックスグループ、東映なども名を連ねている。
（共同）