対ロシア停戦実現へ首脳会談要求



【キーウ、モスクワ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は13日、キーウで記者会見し「戦闘を止める唯一の方法は、プーチン大統領との直接交渉だ」と述べ、トルコで15日に再開する可能性があるロシアとウクライナの直接交渉での首脳会談を要求した。ロシアは交渉への参加者を明言しておらず、首脳会談が実現するかどうかは不透明だ。
トランプ米大統領は13日、直接交渉再開を巡り、ルビオ国務長官が参加すると述べた。サウジアラビアでの演説で語った。米政府高官によると、ウィットコフ中東担当特使とケロッグ・ウクライナ担当特使も同席する。トランプ氏は12日、「役立つと判断すれば飛んでいく」と交渉参加を示唆していた。
ゼレンスキー氏は「首脳会談以外の形式は検討していない。プーチン氏は私との直接交渉を恐れている」と挑発した。拒否すれば「停戦意思がない証拠」とみなし、欧米が対ロ制裁を強化すると警告した。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、ゼレンスキー氏が首脳会談を望んでいることについてコメントを避けた。
(共同)

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