「起き上がると周りは…」

 墜落した旅客機の残骸=12日、インド・アーメダバード(ロイター=共同)
 墜落した旅客機の残骸=12日、インド・アーメダバード(ロイター=共同)


【ニューデリー共同】多数が犠牲になったインド西部アーメダバードの旅客機墜落事故で、奇跡的に助かった人がいた。英国籍のビシュワシュ・クマル・ラメシュさん(40)。「起き上がると周りは遺体だらけだった。兄をまだ見つけられていない」。頬や額から血を流し、虚空を見つめながら地元メディアに事故の状況を語った。
ビシュワシュさんは兄のアジャイさん(45)と共に、家族に会うためインドを訪問。数日滞在し、英国に戻るところだった。離陸して約30秒後、大きな音が聞こえ、エア・インディア機が降下を始めて墜落した。
(共同)

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