米国勢調査で不法移民除外

 トランプ米大統領(ゲッティ=共同)
 トランプ米大統領(ゲッティ=共同)


【ワシントン共同】トランプ米大統領は7日、交流サイト(SNS)で、不法移民を国勢調査の対象外とするよう命じたと表明した。国勢調査のデータは連邦下院の議席数や大統領選の選挙人を各州に配分するために使われる。野党民主党の地盤は移民が多く、与党共和党を有利にする狙いがあるとみられる。米メディアは実現の法的なハードルは高いと指摘した。
トランプ氏は第1次政権時の2020年にも同様の大統領覚書に署名したが、法廷闘争に発展。実際の国勢調査に変更が反映されないまま、バイデン前大統領が21年に不法移民も対象とすることを改めて確認する大統領令に署名していた。
(共同)

最近の記事

茨城の求人情報