NZへの護衛艦導入を協議

 ニュージーランドのコリンズ国防相(左)と握手する小泉防衛相=2日、クアラルンプール(共同)
 ニュージーランドのコリンズ国防相(左)と握手する小泉防衛相=2日、クアラルンプール(共同)


【クアラルンプール共同】小泉進次郎防衛相は2日、訪問先のマレーシアで、ニュージーランドのコリンズ国防相と会談した。コリンズ氏は、海上自衛隊の最新鋭護衛艦「FFM」(もがみ型)に関し、ニュージーランド海軍への導入に向けた関心を伝達。小泉氏は今後、協議を進める考えを表明した。
コリンズ氏は自衛隊とニュージーランド軍との間で物資などを融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)を12月にも締結したいとの意向を示した。両氏は太平洋島しょ国との協力強化でも一致した。
これに先立ち小泉氏は、オーストラリアのマールズ副首相兼国防相とも会談。南シナ海での中国の活動について深刻な懸念を共有した。
オーストラリア海軍の新型艦導入計画を巡っては、もがみ型の能力向上型が共同開発のベースに選定されており、契約締結に向けた作業を進める方針を確認。日米豪3カ国の防衛相会談の実施についても議論した。
(共同)

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