北海道でオーロラ観測
北海道各地で12日夜、オーロラが観測された。陸別町の天文台「りくべつ宇宙地球科学館」によると、日没後、北側の低い空に赤色にきらめくオーロラが現れ、肉眼でも確認できた。太陽の表面の爆発現象「太陽フレア」の大規模な発生が9日から3日連続で起きたためだといい、13日も見える可能性があるという。
同館によると、オーロラが明るくなったり暗くなったりする様子を来館客らと観察し、縦に伸びる光の筋が動く様子も確認できた。名寄市立天文台「きたすばる」では写真撮影に成功した。
オーロラは北緯60〜70度ほどの上空で生じる。緯度により見え方が異なり、北海道から見えるのは「低緯度オーロラ」と呼ばれ、薄い赤色が特徴という。
(共同)












