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複合商業施設を起工 つくば駅前 来年9月開業目指す

来年9月に開業を予定する複合商業施設「BiViつくば」の完成予想図(大和リース提供)
来年9月に開業を予定する複合商業施設「BiViつくば」の完成予想図(大和リース提供)


つくばエクスプレス(TX)つくば駅前で大和リース(大阪市)が開発・運営する駅隣接型の複合商業施設「BiVi(ビビ)つくば」の起工式が6日、つくば市吾妻1丁目の現地で行われた。地上5階建て、37の商業テナントが入居予定で、来年9月の開業を目指している。

建物は延べ床面積8560平方メートル。飲食店や物販店、コンビニエンスストア、保育園、塾など、「商業テナント37区画のうち、35が決まった」(同社)という。

つくばの玄関口にふさわしく、1階と2階の一部を市が賃借して総合案内所と交流広場を整備する。関東鉄道は1階に路線バスの発券所と待合室を設け、筑波大も大学情報を発信するスペースを2階に開設する。駐車場は30台分。

市は2012年、都市再生機構(UR)から土地2380平方メートルを4億9千万円で購入し、つくば駅周辺のにぎわい創出を目指して開発業者をプロポーザル方式で公募。駅隣接型商業施設「BiVi」で実績のある大和リースに決まった。

「BiViつくば」は全国8カ所目、TX沿線では八潮、南千住に次いで3カ所目。建物完成後、市は同社と30年間の定期借地権付き賃貸契約を結ぶ。

起工式には市原健一つくば市長ら関係者が出席。同社の森田俊作社長は「オープン後も魅力ある街になるよう精いっぱい努力したい」と述べた。

(今橋憲正)

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