2015年12月18日(金)

ミズノ、被災校の球児支援 スタッフが道具メンテ

「野球続けてほしい」

スパイクを直すミズノのスタッフと見守る常総市立石下中の野球部員=常総市本石下
スパイクを直すミズノのスタッフと見守る常総市立石下中の野球部員=常総市本石下

水害に見舞われた常総市の中学・高校野球部支援のため、スポーツ用品大手のミズノ(本社東京)は17日、グラブやスパイクの修理機能を持った「ワークショップカー」を同市内の4校に派遣、野球用具のメンテナンス活動を行った。同社担当者は「道具を大事に使い、ぜひ野球を続けてほしい」と話した。

ワークショップカーはグラブ用のミシンやスパイクの金具を交換する器具を備えた車両。同社が同市営体育施設の指定管理者となっていることから、今回の活動が実現した。

この日は、同社が東日本で保有するワークショップカー全3台を同市に派遣。同市本石下の石下中には、「クラフトマン」と呼ばれる修理技術を持った同社スタッフ4人が訪問、野球部員25人が持ち寄ったスパイクなどの修繕に取り組んだ。昼休みには部員も集まり、作業を見守った。

大規模水害で同中は被災し、現在もグラウンドの片隅には泥が積み上げられたまま。グラブとスパイクを修理に出した同中2年の野口知輝さん(13)は「友人からもらったグラブを使い込んでいるので、ボールを捕りにくい時があった。修理してもらい、本当にうれしい」と笑顔で話した。

自宅が床上浸水した伊藤光祐さん(14)は「グラウンドは(引退した)先輩たちが泥を片付けて使えるようにしてくれた。今回直してもらった道具で一生懸命に練習したい」と意気込んだ。

ワークショップカー2台は18日も引き続き同市内で活動、県立水海道一高などを訪れる予定という。(石川孝明)

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