二輪車の運転技能や交通マナーを向上することで事故防止を図ろうと、「2016ベストライダーコンテスト」(第45回二輪車安全運転県大会)が4日、茨城町長岡の県警運転免許センターで開かれ、高校生から社会人までの28人が参加した。県交通安全協会と県二輪車安全運転推進委員会が主催。

競技は、女性(排気量50cc以下)▽高校生など(同)▽一般A(400cc以下)▽一般B(401cc以上)-の4クラス。「一本橋」や「スラローム」などを走行する技能走行と、法令を守って走行する法規履行走行の2種目を減点方式で競い合い、各クラス上位3人が表彰された。

計12人の入賞者のうち、各クラスから選ばれた4人が、8月に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開かれる全国大会に出場する。

高校生などの部門で2年連続優勝を果たした鉾田市、県立玉造工高3年、小沼潤也さん(18)は「優勝できてうれしい。友人にも安全運転の技術を伝えたい」と話した。大会の合間には、県警交通機動隊員によるデモンストレーション走行が披露され、高度な運転技術に参加者は目を見張っていた。　(鈴木剛史)

入賞者は次の通り。(敬称略)

▽女性　(1)大関淳子(2)人見渚(3)工藤千香子▽高校生など　(1)小沼潤也(2)平沼純(3)中田夏一▽一般A　(1)小磯修平(2)島村輝久江(3)山崎貴博▽一般B　(1)照沼弘道(2)清水悠生(3)石神浩義