2018年1月5日(金)

夫婦死亡、殺人と断定 つくば

鈍器で何度も殴打か

高齢夫婦が殺害された住宅を調べる捜査員=4日午後4時半ごろ、つくば市東平塚
高齢夫婦が殺害された住宅を調べる捜査員=4日午後4時半ごろ、つくば市東平塚

つくば市東平塚の住宅で頭に外傷を負って死亡していた建築業、小林孝一さん(77)と妻の揚子さん(67)について、県警は4日、司法解剖した結果、死因はいずれも鈍器のようなもので複数回殴られたことによる失血死と発表した。死後4、5日経過している。県警は殺人事件と断定、つくば中央署に捜査本部を設置した。


捜査本部によると、司法解剖の結果、小林さんは後頭部に数カ所、揚子さんは顔面や後頭部に十数カ所の傷が確認された。2人の腕などからは防御創とみられる傷も見つかった。

小林さんは夫婦2人暮らし。1日午後1時ごろ、別居している揚子さんの娘(43)と夫(42)が訪ね、玄関の鍵が掛かっていたため、娘が姉から合鍵を借りて入り、2階で2人の遺体を発見、午後4時40分ごろ、110番通報した。

小林さんは和室の布団の脇でうつぶせの状態で見つかった。揚子さんは和室に面した廊下で、あおむけの状態だった。表面が平らな鈍器で複数回殴られたとみられるという。

孝一さんの右腕は皮下出血し、骨が折れていた。揚子さんの両腕にも皮下出血が確認された。いずれも防御創とみられる。寝間着姿だった。部屋に荒らされた様子はなかった。

住宅は2階建てで、1階はかつてカラオケ店として使用。1階玄関は施錠されていたが、1、2階で無施錠の窓が数カ所あった。

娘が12月30日午後6時ごろ、揚子さんと電話しており、捜査本部はその後事件に巻き込まれたとみて、現場周辺で不審な人物の目撃がなかったか調べている。

現場はつくばエクスプレス(TX)研究学園駅の北約2キロ。森林や田畑の間に住宅が点在する。

つくば市の高齢夫婦殺害で捜査本部を設置し、会見する藤崎克久署長(左)と谷津成久捜査1課長=つくば北警察署
つくば市の高齢夫婦殺害で捜査本部を設置し、会見する藤崎克久署長(左)と谷津成久捜査1課長=つくば北警察署

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