2018年3月18日(日)

特殊堤防210メートル完成 常総 鬼怒川で見学会

完成した特殊堤防の上を歩く住民たち=常総市向石下
完成した特殊堤防の上を歩く住民たち=常総市向石下

常総市向石下の鬼怒川で進められていた堤防工事の一部が終了し、国土交通省下館河川事務所は17日、現場見学会を開いた。地元住民約50人が参加し、堤防の上を歩くなどして完成を祝った。

鬼怒川右岸の高台にある向石下地区はこれまで堤防がなく、2015年9月の関東・東北豪雨では水があふれ、一部の民家に被害が出た。このため、同省では、鬼怒川緊急対策プロジェクトの一環として、昨年4月から築堤工事に着手。今回、延長約1キロ弱の工事区間のうち、下流側の210メートルの工事が終了した。

終了した下流側は民家が川に近いため、大型コンクリートブロックを積み上げた高さ約7メートルの特殊堤防となっており、川に面するのり面にパラペットと呼ばれる胸壁を設けた。幅6メートルの頂上部はアスファルトで舗装されている。

工事担当者は、上流の760メートル区間の築堤工事(堤防高約5・5メートル)について、「全体で85%の盛り土が完了している。6月末の完成を目指したい」と説明した。

参加者は、特殊堤防の前で記念撮影。堤防の上も歩き、完成の喜びをかみしめた。

地元の福田崇宏区長(64)は「これから堤防の上を散歩する人がもっと増えると思う。地域住民にとって大きな財産となる」と感慨深げに話した。(今橋憲正)

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