2018年7月10日(火)

「コミュニティカフェ」開店 常総でNPO、空き店舗活用 悩み相談室も

雑談歓迎、気軽に

店内に立つNPO法人「みんなの広場」理事長の鈴木悦子さん(中央)と関係者=常総市水海道宝町
店内に立つNPO法人「みんなの広場」理事長の鈴木悦子さん(中央)と関係者=常総市水海道宝町

空き店舗を活用した飲食店「コミュニティカフェひろば」が、常総市水海道宝町の商店街にオープンした。子ども育成や障害者支援などに取り組む同市のNPO法人「みんなの広場」が運営し、お年寄りらの悩みを聞く相談室も開設。同法人理事長の鈴木悦子さん(53)は「誰でも気軽に立ち寄れる、たまり場的な場所にしていきたい」と話す。


店は水海道駅の駅通り商店街の一角にある。7年ほど前に廃業したうどん店(広さ80平方メートル)を鈴木さんたちがオーナーから借り、カフェに改装した。

鈴木さんによると、開業にかかった費用は約500万円で、このうち4分の3は日本郵便の補助金と常総市のビジネスプランコンテストで獲得した賞金を活用した。うどん店の時の厨房(ちゅうぼう)機材を再利用したり、塗装を自分たちで行うなどし、出費を抑える努力をしたという。

食事メニューはチキンかつ丼や豚しょうが焼きの日替わりランチをはじめ、サンドイッチやホットサンドなどがある。ドリンクや軽食はテークアウトが可能。使う食材は地元のものを優先している。

店内には、にぎやかな場所にしたいとの思いから、市民が手作りの品を展示できる有料のレンタルボックスを作った。高校生の来店も考え、壁にはコンセントを多めに確保。今後、物づくりなどのワークショップを開くことも検討していく。

相談室は座敷席だった一部を改造して設置した。個室になっており、ここで市民が抱える介護や障害の悩みを聞くほか、高齢者の困り事にも対応。市役所に申請する書類の書き方もサポートする。

鈴木さんを含む店のスタッフは、介護福祉士や保育士の資格を持ち、鈴木さんは今回の開業に当たり、メンタルケアカウンセラーと行動心理士の資格を取得した。

「市役所や民生委員とも連携し、さまざまな相談事に耳を傾けたい」と鈴木さん。「雑談でもいい。いろんな人に来てもらえれば」と来店を呼び掛けている。

店の営業時間は午前9時〜午後7時。座席数はテーブル12席、カウンター3席、座敷12席。水海道駅から徒歩約4分。(電)0297(21)2232。 (今橋憲正)



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