2018年7月11日(水)

水戸市方針 大会前の「朝練」容認 「部活動優先日」設定も

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運動部の活動目安を定めた県教委の指針を受け、水戸市は10日、市独自の活動方針を明らかにした。始業前に行う「朝練」を原則行わないとした上で、「総合体育大会など大会の1カ月前は認める」と一部を容認し、生徒や顧問が一斉に活動する「部活動優先日」を設けることなどを盛り込んだ。

同日の市議会文教福祉委員会で報告した。県教委は8月1日までに各市町村教委が活動方針を策定することを求めている。これを受け、市は今月、「市運動部活動の活動方針」を策定。8月までに各学校ごとの具体的な活動方針を定め、10月1日をめどに運用開始を決めた。

市の方針は、「朝の活動は行わない」とした県教委方針を原則に据えた上で、「総合体育大会や新人体育大会の1カ月前からは活動を認める」と定めた。朝練を行う場合、1日当たり30分ほどを目安に活動を認める。

また週に1日、生徒や顧問がそろって活動するための「部活動優先日」を設定する。放課後には補習や委員会活動などさまざまな活動があることから、全部員が部活動を優先する日を設けることで、チームプレーの確認などを促す。

11〜1月の冬季活動期間を「短時間で効率的な活動ができるよう学校全体で工夫する」と定めた。本年度、市立笠原中が県の「運動部活動の適正化モデル校」に指定されていることから、得られた成果を他校にも展開していく。

夏季休業中の8月13〜15日と年末年始の12月29日〜1月3日のほか、定期試験前を完全休養期間として設定。「平日2時間」「休業日3時間」の1日の活動時間や、「学期中は週2日以上」とした休養日については、国や県の方針を踏襲する内容にした。

吹奏楽部など文化部の活動については、「運動部の活動方針に準じた扱い」(市教委)とし、同様の運用をしていく。ただ文科省は本年度中に「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を策定する予定で、市教委は「ガイドラインを踏まえ、改めて文化部の活動方針を検討していく」と話した。 (前島智仁)

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