2018年7月11日(水)

障害者スポーツに関心を 県、来年の全国大会向け啓発

7市小中で競技体験 出前授業スタート

出前授業で障害者スポーツを体験する日立市立会瀬小の児童たち=同市会瀬町
出前授業で障害者スポーツを体験する日立市立会瀬小の児童たち=同市会瀬町

2019年の茨城国体後に行われる全国障害者スポーツ大会に向け、県は10日、県内の小中学生を対象とした出前授業をスタートさせた。障害者スポーツの体験を通して普及を図るとともに、大会に関心を持ってもらうのが狙い。県障害者スポーツ大会課は「体験した児童生徒が興味を持って、大会本番で観戦に訪れてもらえれば」としている。


出前授業は、大会の会場となる水戸市やつくば市など7市の小中学校で実施。10日の日立市立会瀬小をはじめ、来年1月までに計15校で開催する。

体験する競技は、大会で行われる正式競技全13競技(個人6、団体7)のうち、陸上競技▽サウンドテーブルテニス▽フライングディスク▽車いすバスケットボール-の4競技。各校ごとに1競技を選び、県障がい者スポーツ指導者協議会の指導員や選手らがルールを解説し実技を指導する。

陸上競技は競走と跳躍、投てきに分けられ、大会では全15種目。100メートル走や走り幅跳びなどの一般的な種目のほか、車いすや電動車いすで障害物を避けながらタイムを競う「スラローム」や、大豆などを詰めた袋を投げて飛距離を競う「ビーンバッグ投」などが行われる。

サウンドテーブルテニスは視覚障害のある選手の競技で、金属球の入ったボールの転がる音を頼りにラバーの貼っていないラケットで打ち合う。

フライングディスクは樹脂製のディスクを使う競技で、投てきの正確さを競う「アキュラシー」と、飛距離を競う「ディスタンス」の2種目がある。

車いすバスケットボールは、身体障害のある選手が出場できる競技で、車いすを使い1チーム5人で対戦する。ルールは一般のバスケットボールとほぼ同じで、10分間のピリオドを4回(計40分間)行う。

同課は「地元で競技が開かれることを知ってもらい、大会本番では、会場まで応援に来てほしい」と呼び掛けている。

大会は国内最大の障害者スポーツの祭典で、茨城国体閉幕の4日後の10月12日から3日間の日程で行われる。

(朝倉洋)

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