2018年7月12日(木)

「茨城福祉工場」40年祝う 障害者就業、先駆け 笠間

金属加工やシイタケ生産

大塚誠理事長に永年勤続者を代表して謝辞を述べる青野秀夫さん=笠間市鯉淵
大塚誠理事長に永年勤続者を代表して謝辞を述べる青野秀夫さん=笠間市鯉淵

社会福祉法人自立奉仕会「茨城福祉工場」(大塚誠理事長)の創立40周年記念式典が11日、笠間市鯉淵の同工場内で開かれた。職員のほか、来賓や関係者ら合わせて約240人が出席。障害者就業の先駆けとして、雇用と自立を促してきた同工場の新たな出発を祝った。

同工場は身体障害者の就業の場を確保するため、県と日立製作所の支援を得て、1978年に職員29人で発足。現在は、身体・知的・精神障害者の職員75人と指導員(健常者)69人のほか、パート職員16人が働く。

業務は、製造部門と情報部門で構成され、製造部門では金属加工や電子機器の組み立てなどを行い、情報部門ではホームページの企画・制作、システム開発などを手掛けている。このほか、就労支援の一環としてシイタケの生産から販売までを行っている。

近年では2017年に工場内に日立製作所の特例子会社を立ち上げ、職員の雇用の場を拡大。3月には職員の居住棟、食堂、事務所を新設した。

大塚理事長は式典のあいさつで40年の歩みを振り返り、「企業や自治体の支援により、仕事を受注し続けることができた。この間、結婚し子どもを育て上げた職員もいるなど、障害者の自立に一定の役割を果たしてきたと思う。今後も職員が長く働けるよう、温かな支援をお願いしたい」と呼び掛けた。

来賓祝辞に続き、職員16人が永年勤続表彰され、代表して勤続40年の青野秀夫さん(60)が謝辞を述べた。(沢畑浩二)

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