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盲導犬の役割学ぶ 児童と保護者、先導され歩く 水戸でボランティア体験

アイマスクを着け、盲導犬の先導で障害物の間を歩く児童=水戸市赤塚
アイマスクを着け、盲導犬の先導で障害物の間を歩く児童=水戸市赤塚


水戸市赤塚の市福祉ボランティア会館で27日、夏休み親子チャレンジボランティア体験講座「盲導犬(アイメイト)って知ってる?」が開かれた。14組の保護者と小学4〜6年生が参加し、視覚障害者や盲導犬への理解を深めた。

市社会福祉協議会ボランティアセンターが主催。アイメイト協会と茨城アイメイト支援の会が協力した。児童らは視覚障害者へ具体的な声掛けが必要になることや、実際にアイマスクを着けて視界を遮り、盲導犬と歩くことで役割を学んだ。双葉台小4年の吉田優維さん(10)は「先導してくれて安心して歩けた」と犬がいる効果を実感していた。

アイメイト協会は1957年に設立され、日本で初めて盲導犬を育て、7月14日までに視覚障害者とのペア1357組を送り出した。視覚障害者の社会参加を促進し、視覚障害者福祉の増進に寄与することを目的として活動している。 (志賀敦文)

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