2018年8月4日(土)

いばらき医療大使 岩尾氏、丹正氏を初任命 知事が委嘱状 医師確保の一環

大井川和彦知事(右)から委嘱状を受け取る丹正勝久氏と岩尾総一郎氏=県庁
大井川和彦知事(右)から委嘱状を受け取る丹正勝久氏と岩尾総一郎氏=県庁

医師確保の一環で茨城県は3日、本年度新たに創設した「いばらき医療大使」に、ハンガリー医科大事務局理事や慶應義塾大医学部客員教授などを務める岩尾総一郎氏(70)=神奈川県小田原市在住=と青燈会小豆畑病院名誉院長や日本大医学部客員教授などを務める丹正勝久氏(69)=水戸市在住=の2人を任命した。任命は今回が初めて。同日、大井川和彦知事が県庁で委嘱状を手渡した。

いばらき医療大使は、国内外で活躍し、豊富な人脈を持つ県にゆかりのある医療関係者に委嘱。県の医療を取り巻く現状の発信や、県内で就職を希望する医師の紹介などを行い、県内の医師不足解消につなげるのが狙い。

大井川知事は同日の定例記者会見で、「関係のある大学との連携強化などを期待したい」と述べた。

この日、大井川知事から委嘱状を受け取った岩尾氏は「ハンガリー医科大の学生にも県内に就職したいという学生がいる」と話し、丹正氏は「大学などに医師を派遣してもらうのにも、まずは県内に医師が活躍できる教育システムを整えることが必要だ」と述べた。

県内の人口10万人当たりの医師数(2016年度)は189・8人で全国ワースト2位と低迷し、医師不足は深刻な現状にある。県は本年度、いばらき医療大使の委嘱をはじめ、県外からの医師誘致や働く環境の整備、若手医師の確保など5本を政策の柱に計20事業(22億7千万円)を「緊急医師確保パッケージ」として当初予算に計上している。(成田愛)



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