2018年8月7日(火)

鹿行版DMO 潮来 サッカー合宿初誘致

中国のクラブ 日本流指導や試合観戦

中国のサッカーチームに練習の指示を出すアントラーズアカデミーのコーチ(左から2人目)=潮来市前川
中国のサッカーチームに練習の指示を出すアントラーズアカデミーのコーチ(左から2人目)=潮来市前川

スポーツに観光の要素を加える「スポーツツーリズム」で鹿行5市の観光振興を目指すアントラーズホームタウンDMO(AHD)が7月24日〜8月3日までの日程で、潮来市に初めて海外サッカークラブの合宿を誘致した。サッカー合宿地は神栖と鹿嶋の両市が広く知られているが、岡本文幸事務局長は「ハード面などで条件が整えば、ほかの市でも合宿が受け入れられる」と話す。今後も相手の条件に合わせ、鹿行地域への合宿誘致を進めていく考えだ。

今回訪日したのは中国の広州愛奇サッカークラブ。9歳から16歳までの選手15人が、潮来市内のホテルに滞在し、同市前川の前川運動公園で練習を行った。同公園にはサッカー場1面分の天然芝グラウンドがあり、少人数での練習は十分な大きさ。周辺は農地が広がり、静かな環境で選手たちは練習に取り組んだ。

また、広州愛奇のコーチからは「中国と日本の育成の違いを知りたい」との要望もあった。AHDでは鹿島アントラーズアカデミーの協力を得て、コーチを3日間派遣して日本流の指導を体験させたほか、鹿島のトップチームの練習見学や試合観戦も日程に組み込んだ。施設面だけでなく、合宿内容の充実を図ったことで、次の合宿の打診を受けた。

今回の合宿には選手の保護者も数人同行。途中で大阪観光に行く予定だったが、潮来が気に入り最後まで滞在し、鹿行地域の観光名所を巡ったという。中国の旅行代理店の担当者には、ゴルフ旅行の候補地として鉾田市大蔵のザ・ロイヤルゴルフクラブを視察してもらった。岡本事務局長は「サッカー合宿を含め鹿行をPRすることができた。取り組みを継続し、地域にお金が落ちる仕組みをつくっていきたい」と力を込めた。(藤崎徹)

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