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岩合光昭さん ネコの成長、生き生きと 水戸、13日まで写真展

出産したばかりの赤ちゃんを大事そうに抱える母ネコとのエピソードを披露する岩合光昭さん=水戸市泉町
出産したばかりの赤ちゃんを大事そうに抱える母ネコとのエピソードを披露する岩合光昭さん=水戸市泉町


ネコの撮影で知られる動物写真家、岩合光昭さんの写真展「ふるさとのねこ」が13日まで、水戸市泉町1丁目の京成百貨店7階催事場で開かれている。青森県津軽地方で出合ったネコたちと人の暮らしを四季とともに写している。岩合さんは「日本の豊かな四季の中で、環境と調和の取れたネコの暮らしぶりが撮れた」と話す。

2014〜15年に撮影した作品約160点が並ぶ。雪をかき分けて歩くたくましい姿、春に白い花が咲き誇るリンゴの木の上で過ごす姿。秋にはリンゴ農家の背負い籠の中で眠る気持ちよさそうな表情など、大きな写真(パネル)で楽しむことができる。

生まれた直後から1年3カ月間、密着した母ネコと子ネコの写真では、リンゴ畑で、季節の移ろいとともに「リッキー」「ハナ」などきょうだいネコたちがすくすく育ってゆく姿を写している。

初日の8日にはギャラリートークが行われ、撮影秘話を披露。ネコのペースに合わせて撮影する岩合さん。撮り続けて40年以上がたつ。「子ネコを撮るときはお母さんを探し、許可を取ってから撮影している」

リッキーが交通事故にあったと聞けば海外ロケから帰国後、心配ですぐに会いに行くなど、ネコへの愛情あふれるエピソードを参加者は穏やかな笑顔で聞いていた。

撮影最終日には、地面にはいつくばって撮影しているとハナが初めて頬をなめ、「不覚にも涙が流れた。自分のふるさとは津軽」と東京都出身の岩合さんにとって思い出深い撮影だったと話した。

全国47都道府県で撮影し20年以上になる。地方でも積極的に写真展を開催しており、「本当の日本があるふるさとで暮らす人々に見てほしい」と話した。

入場料500円(高校生以下無料)。(大貫璃未)

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