2018年8月12日(日)

城下の坂と水辺解説 須藤さん講演

都市遺産としての坂道について語る須藤文彦さん=水戸市南町
都市遺産としての坂道について語る須藤文彦さん=水戸市南町

茨城新聞みと・まち・情報館は11日、水戸市南町の同館で第14回ミニ講演会「この人に聞く」を開いた。水戸まちづくりの会事務局長の須藤文彦さん(48)が「再発見! 坂道と水辺が織りなす水戸の風景」と題して講演した。

1690年に城下町の町名、橋、坂の名称が統一された歴史を振り返り、「上市に橋なし、下市に坂なし」の言葉を紹介した。

銀杏坂について「現在は国道50号を指すが、かつては市立三の丸小から水戸東照宮に下がる道だった」と解説した。

坂の名称が廃れたのは「自動車時代となり坂を意識しなくなったからだ」と分析。坂と泉がセットになっていることも多いことも触れた。上市という名称が呼ばれなくなっており、「若者は北口と呼んでいる。上市の名称を後世に残すべきだ」と訴えた。

同会は歴史的な都市遺産を再発見し、まちづくりに生かす活動に取り組む。今年3月に「水戸の坂道、水辺の風景」を出版した。須藤さんは水戸市交通政策課長を務める。(清水英彦)

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