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祈り込め灯籠流し 水戸・千波湖

ボートに引かれ、運ばれる灯籠=水戸市
ボートに引かれ、運ばれる灯籠=水戸市


水戸市の千波湖できのう、「千波湖灯ろう流し」が開かれ、先祖の供養や祈りを込めた約3千個の灯籠が湖面に浮かべられた。今年で49回目。大勢の家族連れらが訪れ、湖面に揺れる灯籠の淡い光を見詰めながら静かに祈った。

灯籠は、黄門像が立つ千波湖西岸に並べられた。1分間の黙とうの後、ボートで引かれた灯籠が、次々と湖面に流されていった。灯籠には先祖代々の戒名のほか、家族の健康や世界平和を願う思いなどが書かれた。中心市街地の明かりが照らす湖面に灯籠が浮かび、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。

灯籠流しは、世の中を明るくしようとボランティア活動をする「水戸ブロック明るい社会づくりの会」主催。灯籠の協賛金は1基500円で、一部は同市の交通遺児就学奨励基金や緑化基金に寄付される。

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