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熱移動や発電実験 水戸で親子ら 自然エネルギー学ぶ

人力で発電装置を回し、電球の明かりをつける実験に取り組む子供たち=水戸市東野町
人力で発電装置を回し、電球の明かりをつける実験に取り組む子供たち=水戸市東野町


自然エネルギーに対する理解を深めてもらおうと、水戸市東野町の地盤調査会社「アルク」(黒沢樹社長)で19日、「親子で自由研究大作戦」が開かれ、子供たちが実験を通して熱移動の原理や発電の仕組み、氷と塩の関係などを学んだ。

同社のほか、農業機械製造・販売のタイショー(同市元吉田町)の環境事業部、明海大の本間勝准教授や大学生たちが協力。午前と午後の2回開かれ、近隣の小学校に通う児童と保護者計約30人が参加した。

子供たちは、冷水とお湯を混ぜる実験で、温度が高い方から低い方へ熱が移動する熱移動の原理を学んだ。太陽光や地中熱など自然エネルギーの仕組みを学ぶクイズや、塩水が零度より低くならないと凍らない仕組みを応用し、ジュースをシャーベットにする実験にも取り組んだ。

母親と参加した同市立吉沢小3年、米川莉里華ちゃん(8)は「シャーベットを作る実験が楽しかった。エネルギーの無駄遣いを減らすため、部屋を出るときに電気を小まめに消したり、歯磨きのときに水を出したままにしないようにしたい」などと話した。 (大平賢二)

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