2018年8月23日(木)

新・県産豚肉「常陸の輝き」 ブランド命名 年内に発売へ

推進組織、9月立ち上げ

新ブランド豚肉「常陸の輝き」を発表する大井川和彦知事(右)と県養豚協会の倉持信之会長ら=水戸市内
新ブランド豚肉「常陸の輝き」を発表する大井川和彦知事(右)と県養豚協会の倉持信之会長ら=水戸市内

県と県養豚協会は22日、新たな県産豚肉のブランド名を「常陸の輝き」と発表した。県は、JA全農系の県銘柄豚「ローズポーク」と「常陸の輝き」を両輪として、県産ブランド豚肉を売り込む。9月に生産者や民間の卸問屋、県などで構成する常陸の輝きの推進組織を設立し、12月に県内の飲食店や量販店などで発売する予定。2020年には、ローズポークと同じ年間3万頭の出荷頭数を目標にしている。

常陸の輝きは、県が開発した豚「ローズD-1」を交配して生産した三元豚。ローズポークのように両親が7世代にわたり選抜された系統豚でなくても、飼料基準や生産基準、品質基準を満たせば名乗ることができる。

生産者にとってローズポークより生産しやすい条件のため、将来的にローズポークの10倍に当たる「30万頭を出荷していきたい」(同協会)としている。

飼料基準は、脂肪の質を良くするため麦類を10%以上配合する▽肉の臭みを低減するため乳酸菌を添加する▽ジューシーな肉にするためビタミンEを添加する-など。出荷体重(枝肉重量)は、一般的に「上物」とされる65〜80キロを上回る85キロ以上を目指す。

特長は、赤身に含まれる脂肪の割合が高いこと。ロース筋肉内脂肪含量は5・3%で、一般豚(国産豚肉2〜3%、輸入豚肉1%)より高いことから、冷めても硬くならない。

首都圏の百貨店やレストランへ売り込むとともに、県内の量販店などを指定店として取り込み、県を代表するブランドに育てる。

大井川和彦知事は「県待望のブランド豚肉が完成した。売れる名前にすることが重要で、『常陸の輝き』が茨城の将来を照らしてくれるだろう」と期待した。(小室雅一)

全国・世界のニュース

2019 年
 2 月 19 日 (火)

メニュー
投稿・読者参加
サービス