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国道349号バイパス供用 那珂・額田北郷〜常陸太田・磯部町

開通式でテープカットする関係者=常陸太田市下河合町
開通式でテープカットする関係者=常陸太田市下河合町


那珂、常陸太田両市内で4車線化が進められている国道349号バイパスで、幸久大橋を含む那珂市額田北郷から常陸太田市磯部町までの3110メートル区間が23日、供用開始した。同日、開通式が開かれ、関係者や地域住民などが開通を祝った。

国道349号バイパスの那珂市杉から常陸太田市瑞龍町までの10・4キロを4車線化する拡幅工事は、交通渋滞の緩和などを目的として、2012年度に整備を開始。これまでに那珂市内の3・4キロ区間と、常陸太田市内の3・14キロ区間を供用している。今回供用開始した道路の幅は22〜25メートルで片側2車線。両側に歩道を整備した。

式典には県や両市の関係者、地権者などが出席。テープカットや通り初めなどが行われた。大井川和彦知事は「慢性的な交通渋滞を早く解消するため、残る区間の完成まで全力で取り組む」と述べ、大久保太一市長は「(開通を)地域全体の活力ある運営に結び付けていきたい」と話した。

残る750メートルのうち、常陸太田市内の磯部町東交差点から三才町交差点までの650メートルは、19年度中の開通を見込んでいる。

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