2018年8月25日(土)

神栖市と筑波大が共同 養護教諭に蘇生教育

学校現場、救命率向上へ

講習会で養護教諭に蘇生法を指導する筑波大の高橋伸二准教授(中央)=神栖市波崎
講習会で養護教諭に蘇生法を指導する筑波大の高橋伸二准教授(中央)=神栖市波崎

深刻な医師不足で救急医療体制の先行きが危ぶまれている神栖市で、養護教諭を救命処置のインストラクターに養成し、学校現場から救命率の向上につなげようとする取り組みが進んでいる。市と筑波大が共同して2015年度から取り組む救急教育強化プロジェクトの一環で、養護教諭を現場のリーダーとして育成し、蘇生教育の普及を図る。

8月上旬、同市波崎の波崎総合支所・防災センターで、心肺蘇生教育に取り組むNPO法人茨城ACLS協会(理事長・安田貢水戸医療センター救命救急センター長)所属の医師や看護師など救命処置インストラクターによる講習会が開かれた。

講習は国際基準とされるアメリカ心臓協会(AHA)の心肺蘇生教育に沿って行われ、救命処置のインストラクター資格取得に向けて市内の小中学校の養護教諭20人が参加した。

安田理事長らによる効果的な指導方法についての講義のほか、2〜3人のグループに分かれて救急車を呼んだ後の胸骨圧迫や人工呼吸、自動体外式除細動器(AED)を使用した救命処置などの実技が行われた。

水泳の授業やマラソン大会、授業参観など学校現場でのさまざまな場面を想定した実践訓練も行った。受講した養護教諭からは「内容が細かく、レベルの高い講習で勉強になった」「学校で同僚や子どもたちに学んだことを伝えたい」などの声があった。



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