2018年8月25日(土)

茨城空港 10月から台湾定期便 2年ぶり タイガーエアと合意

茨城空港台湾便の定期便化に合意し握手を交わす大井川和彦知事とタイガーエア台湾の張鴻鐘董事長(右から)=県庁庁議室
茨城空港台湾便の定期便化に合意し握手を交わす大井川和彦知事とタイガーエア台湾の張鴻鐘董事長(右から)=県庁庁議室

茨城県は24日、台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾と、茨城空港(小美玉市)への定期便就航で合意したと発表した。10月28日から台北(台湾桃園国際空港)便を日・木曜の週2便運航する予定。同社は昨年7月と今年3月から10月まで、茨城-台北の連続チャーター(月・木曜)を飛ばしており、曜日を変更して定期便に格上げする。茨城空港の台湾定期便は2016年3〜9月にVエア(当時)が運航して以来、約2年ぶりの復活となる。

県空港対策課によると、機体はエアバスA320、全席エコノミーの計180席。運航ダイヤなど詳細は今後詰める。

台湾からのインバウンド(訪日客)は花の観賞や首都圏観光が人気で、県内では国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)のネモフィラが大きな売りとなっている。連続チャーターの搭乗率は3〜7月で平均82%と好調で、定期便化に伴い茨城から台湾へ向かう観光客の掘り起こしなどが路線定着への課題となる。

大井川和彦知事と同社の張鴻鐘董事長(会長)が同日、県庁で記者会見し発表した。張董事長は「成田、羽田も運航しているが、いつも乗客が多く負担しきれていない。路線成功には東京(観光)ではなく、北関東3県の協力が必要」と地方観光のさらなる盛り上がりに期待を寄せた。

大井川知事は首都圏3番目の空港として茨城空港の存在感をアピールしながら引き続き路線拡大を目指す考えを示し、「茨城空港を戦略的拠点にする。本県や北関東のPRを通じて集客につなげたい」と述べた。

タイガーエア台湾は13年12月設立の中華航空系LCC。台湾から旭川、仙台、羽田、成田、小松、福岡、那覇など、日本国内12都市に定期便を運航している。

茨城空港の国際線定期便は現在、春秋航空の中国上海便と、7月末から開始したイースター航空の韓国ソウル便の2路線があり、台湾便は3路線目。国内線はスカイマークの神戸、札幌、那覇、福岡の4路線。(黒崎哲夫)



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