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大学生、教員の魅力知る 土浦などでセミナー 授業手伝いや野外活動

授業の手伝いをする大学生=土浦市富士崎
授業の手伝いをする大学生=土浦市富士崎


大学生に教員の魅力を知ってもらおうと、「いばらき教員養成セミナー」が5、6の両日、土浦市内などで開かれ、県内外から参加した大学生100人余りが、生の授業や学校生活に触れるとともに、教員や児童生徒たちと交流を深めた。

セミナーは、教員の魅力に触れ教員志望の意欲を高めてもらおうと、大学1、2年生を対象に、県教委の主催で昨年度始まった。

初日は、カレー作りなど野外活動を体験し、夜は若手教員と語り合った。

最終日は、小中高校や特別支援学校などで体験研修に臨んだ。土浦市立土浦二小では各学年で授業の手伝いをしたり、給食や休み時間に児童と触れ合った。

茨城大1年の永作恵さんは「楽しそうな先生たちの姿が印象的だった。自分も子どもたちの成長を楽しめるような先生になりたい」、曽根碧さんは「教員の仕事の楽しさと大変さを知った。養護教諭を目指しているので、保健室での活動は貴重な経験になった」とそれぞれ話した。

県教育研修センターの菅又章雄次長は「セミナーを通し教員の喜びを感じ、多くの学生に教員を目指してほしい」と述べた。

セミナーは13、14日にも開かれ、約120人が参加する予定。(朝倉洋)

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