バランス良い朝食調理 潮来二中 地元食材使い3品
朝食の大切さを理解し、栄養バランスの良い朝食メニューを調理する「みんなで取り組む食育・生活習慣改善プロジェクト」の調理実習が11日、潮来市新宮の市立潮来二中(大崎一寿校長)で行われた。
野菜ソムリエプロの田野島万由子さん(35)を講師に、2年生を対象にした「食事がカギ!引き出せ!君の力」と題した授業が行われた。
テーマは、特に運動部所属の生徒らに向けたもので、田野島さんは、旬を迎える食材について触れた後、朝食には野菜や果物、乳製品などをバランス良く食べることの大切さを強調。季節が秋に向かっていくにあたり、「夏に冷たいものを食べ過ぎると胃腸の働きが弱くなる。おなかの調子を整えるものを食べていくといい」とアドバイスした。
実習では潮来市をはじめ鹿行地域の食材を使った「卵とベーコンの炒めもの」「トウガンとワカメのみそ汁」など3品を作って試食した。サッカー部員の平山和希さん(13)は「これまで栄養のバランスなどあまり考えず、朝ご飯で副菜を取らないこともあった。これからは(苦手な)乳製品なども食べていきたい」と反省した。
田野島さんは「成長期に必要な栄養が足りないと、(スポーツなどでも)いい結果が出ない。バランス良く食べることの大切さを学び、食材に関心を持つことで、将来は自分で食べるものを選べるようになってもらいたい」と締めくくった。
(石川孝明)
野菜ソムリエプロの田野島万由子さん(35)を講師に、2年生を対象にした「食事がカギ!引き出せ!君の力」と題した授業が行われた。
テーマは、特に運動部所属の生徒らに向けたもので、田野島さんは、旬を迎える食材について触れた後、朝食には野菜や果物、乳製品などをバランス良く食べることの大切さを強調。季節が秋に向かっていくにあたり、「夏に冷たいものを食べ過ぎると胃腸の働きが弱くなる。おなかの調子を整えるものを食べていくといい」とアドバイスした。
実習では潮来市をはじめ鹿行地域の食材を使った「卵とベーコンの炒めもの」「トウガンとワカメのみそ汁」など3品を作って試食した。サッカー部員の平山和希さん(13)は「これまで栄養のバランスなどあまり考えず、朝ご飯で副菜を取らないこともあった。これからは(苦手な)乳製品なども食べていきたい」と反省した。
田野島さんは「成長期に必要な栄養が足りないと、(スポーツなどでも)いい結果が出ない。バランス良く食べることの大切さを学び、食材に関心を持つことで、将来は自分で食べるものを選べるようになってもらいたい」と締めくくった。
(石川孝明)