2018年9月15日(土)

リハビリ励み介護“卒業” 土浦の100歳・川村さん 総理大臣祝い状 「ありがたい」

「毎日楽しい」と笑顔を見せる川村てつさん=土浦市内
「毎日楽しい」と笑顔を見せる川村てつさん=土浦市内

今年100歳を迎えた土浦市中荒川沖町の川村てつさんが、厚生労働省から今年の「地域で話題の高齢者」に茨城県で唯一選ばれ、15日付で、総理大臣から祝い状を受けた。川村さんは97歳のとき、大動脈の病気で入院し要介護4となったが、1年のリハビリを経て介護を“卒業”。長生きの秘訣(ひけつ)は「よく寝ること」と自然体を貫く。祝い状に「大変うれしく、ありがたい」と笑顔を見せた。

川村さんは大動脈の病気で同市内の病院に約100日間、入院した。医師からは「高齢のため手術は受けられない」と言われたが、集中治療室に入って40日間の治療の結果、回復して退院。しかし足腰が弱って立つことができなくなり、要介護状態になった。帰宅してからは毎日リハビリに励み、つえや手押し車で歩けるまでになった。現在は介護サービスを受けず、2、3カ月に1度、病院に通う程度で元気という。

川村さんは青森市生まれ。戦時中は、乳飲み子を抱えながら青森空襲も経験した。四十数年前に移住した土浦は第二の故郷になった。夫を30年前に亡くしたが、その後は国内外の旅行を楽しみながら、地域の仲間も増やしていった。

午後8時には床に就き朝6時に起きる日々。「風邪を引いても熱を出したことはない。医者からも『川村さんみたいに長生きしたい』と言われる」と笑う。同居する息子や孫に囲まれ、趣味の編み物をして過ごす。「病気をしても生き返った気持ちで、頭はしっかりしている。皆が良くしてくれるから、幸せ。毎日を楽しんでいるよ」(綿引正雄)

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