2018年9月29日(土)

川で溺れた2女児救助 筑西広域消防本部 農業研修生らに感謝状

筑西広域消防本部から感謝状を贈られた大関日出男さん(前列左から2人目)、小林幹さん(前列中央)、チャン・ゴック・サンさん(前列右から2人目)=筑西市直井
筑西広域消防本部から感謝状を贈られた大関日出男さん(前列左から2人目)、小林幹さん(前列中央)、チャン・ゴック・サンさん(前列右から2人目)=筑西市直井

筑西広域消防本部(筑西市直井)は21日、鬼怒川で溺れた女子小学生2人を川に入り救助したとして、栃木県小山市間々田、会社員、大関日出男さん(41)、下野市小金井、会社員、小林幹さん(26)、ベトナム国籍で筑西市関本下、農業研修生、チャン・ゴック・サンさん(31)の3人に感謝状を贈呈した。高嶋幹夫消防長が同日、同消防本部で3人に手渡した。

6月30日午後1時53分ごろ、筑西市船玉の鬼怒川で遊んでいた10歳と11歳の女子児童2人が、流されたサンダルを拾おうとして川の深みにはまった。付近で釣りをしていた大関さんと友人の小林さんは流された児童の助けを求める叫び声を聞き、まず10歳の児童を救助。大関さんは自らの足も川底に届かない深さの川の中で、泳いで児童を助け川岸へ運んだ。

さらに小林さんは119番通報するとともに、そばで釣りをしていたチャンさんに協力を呼び掛けた。チャンさんは、川辺の竹にしがみついて流れの中で助けを待っていたもう1人の児童(11)の所へ、駆け付けた救助隊員を誘導し、自らも川に入って救助活動を助けた。助けられた児童2人は目立った外傷もなく済んだという。

「私には同じくらいの子どもがいる。泳ぎは得意ではないが、とにかく助けなきゃと思った。彼女たちも頑張った救助活動だった」と大関さん。小林さんは「本当に一心不乱、無我夢中で水に入ったことを覚えている。5月から筑西市内で働き始め、地元にこういう形で貢献でき、うれしい」。チャンさんは「子どもが助かって本当によかった」と振り返った。

高嶋消防長は「こうした現場でとっさに行動に移すことはなかなかできるものではない。皆さんの勇気と行動力に、消防本部を代表し心から敬意を表したい」と感謝した。(冨岡良一)

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