2018年10月12日(金)

常総水害、VRで再現 下館河川事務所 防災教育に活用へ

鬼怒川決壊の様子を再現したVR映像を専用ゴーグルで見る国交省職員=同省下館河川事務所
鬼怒川決壊の様子を再現したVR映像を専用ゴーグルで見る国交省職員=同省下館河川事務所

国土交通省下館河川事務所(筑西市二木成)は2015年9月の関東・東北豪雨で堤防が決壊した常総市三坂町の水害現場について、当時の状況と復旧までの様子を再現したバーチャルリアリティー(VR)映像を制作した。

3年前の豪雨で三坂町の堤防は200メートルにわたって決壊し、同省が2週間で仮堤防を建設。その後、16年1月から本格的な復旧工事に取り掛かり、同年5月に水害前より最大1・9メートル高い新堤防を整備した。

今回のVR映像は全国で豪雨災害が多発する中、鬼怒川を管理する同事務所が内部研修用に制作。コンピューターグラフィックス(CG)などを駆使し、水害前の堤防の様子や堤防が決壊した状況を再現。堤防の大きさも新旧で比較できるような内容になっている。

映像の長さは3分24秒あり、専用ゴーグルを着けると360度の臨場感を味わえる。同事務所の星尾日明調査課長は「当時の状況を疑似体験できるので、所内の新人研修などで使用している。今後も防災教育などに使っていければ」と話している。 (今橋憲正)

最近の記事

全国・世界のニュース

2018 年
 12 月 13 日 (木)

メニュー
投稿・読者参加
サービス