2018年10月18日(木)

免震不正 日立、坂東市庁舎で使用 県西部メディカルでも

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油圧器メーカーKYBによる免震・制震装置のデータ改ざん問題で、日立市と坂東市は17日、性能記録が改ざんされた可能性のある免震装置が、市庁舎に使われていたことを明らかにした。また1日開院したばかりの県西部メディカルセンター(筑西市大塚)でも設置されていることが分かった。それぞれ県や施工業者から市に連絡があった。

日立市によると、市庁舎には、免震装置のオイルダンパー4基が設置されていた。17日午前、国土交通省から県を通して情報提供があった。市は庁舎の施工業者を通して改ざんの有無を確認している。改ざんがあった場合、KYBに対応を求める方針。

市によると、オイルダンパーは東西南北の各辺中央部に設置。庁舎は東日本大震災で旧庁舎が被害を受けたことから建て替えられ、昨年4月に完成、同7月開庁した。

坂東市では、2016年11月に開所した市庁舎に免震用オイルダンパー16基が設置されていた。市管財課は「詳しい調査を続ける」と話した。

県西部メディカルセンターは免震用オイルダンパーが8基使われていた。筑西市によると、17日午前、施工会社から「該当する装置が使われている」と連絡があった。市中核病院建設課は「取り換えが必要とされる装置なのか、調査を継続していく」と話した。

高萩市にも県を通して改ざんの可能性がある装置がある建物があるとの報告があった。市の担当者は「業者からの対応提案を待っている状態」と説明した。

県内で改ざんの疑いがある装置が設置された建物は19件(免震用17件、制震用2件)。県は県有施設は含まれていないとする一方で、「リストの内容が不確定であり、風評被害などの懸念もある」として建物名などを公表していない。

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