2018年10月25日(木)

「米西海岸のように」ひたちなか有志プロジェクト、若者視点で海岸演出

3地区別に構想、提言へ

かつては年間200万人を超える人が訪れた阿字ケ浦海水浴場=ひたちなか市阿字ケ浦町
かつては年間200万人を超える人が訪れた阿字ケ浦海水浴場=ひたちなか市阿字ケ浦町

ひたちなか市の海岸一帯をアメリカ西海岸のようなリゾート地にしようと、地元若手有志によるプロジェクトが立ち上がった。人気ビーチのあるカリフォルニアをイメージして、茨城と掛け合わせた、その名も「イバフォルニア・プロジェクト」(仮)。来年3月を目標に市と県に提言することにしている。

国営ひたち海浜公園や那珂湊おさかな市場といった県内有数の観光地がある同市沿岸部には、約13キロの海岸線が広がる。一方で、海水浴客は減少し続け、かつて200万人を超えた阿字ケ浦海水浴場では今年は約9万人にとどまった。

海水浴低迷に危機を感じているひたちなか市観光協会は3年前、年間通じて楽しめる海をテーマに、海岸の在り方を考える勉強会を始めた。地元から斬新なアイデアを発案してもらおうと、若手に声を掛けた。今年6月、約20人によるグループが発足し、ほぼ毎月1回のペースで会議を開いている。

プロジェクトでは沿岸部の阿字ケ浦、那珂湊、平磯の3地区別に構想を練り、来年3月ごろに全体でまとめる予定。

15日にあった会議では各地区で集約した案を披露。飲食・雑貨店、バーベキュー設備、トレーニング器具などを融合した「ビーチパーク」▽野外フェスやダンス発表ができる音楽ステージの常設▽ランニングやサイクリングロードの整備-など主にハード面のアイデアが挙がっていた。

メンバーからは「ブランド価値を高めて人を呼び込みたい」「面白いことを考え、突拍子もないことをしたい」などの意見が出た。

プロジェクトリーダーの黒沢広忠さん(55)は「日常的なにぎわいをつくれるよう、若い人の意見を一つでも多く実現させたい」と意気込む。(斉藤明成)

毎月1回程度開かれている会議=ひたちなか市阿字ケ浦町
毎月1回程度開かれている会議=ひたちなか市阿字ケ浦町


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