2018年11月4日(日)

柔道五輪銀、平岡さん講演と実演 「失敗恐れるな」 下妻・高道祖小

柔道の五輪銀メダリスト、平岡拓晃さん(右)が児童に投げ方を指導した=下妻市高道祖
柔道の五輪銀メダリスト、平岡拓晃さん(右)が児童に投げ方を指導した=下妻市高道祖

柔道の2012年ロンドン五輪男子60キロ級銀メダリストで筑波大学体育系体育センター助教の平岡拓晃(ひろあき)さん(33)が10月26日、下妻市高道祖の市立高道祖小学校(荒木久美子校長、児童202人)で、五輪の体験談を交えた講演と柔道の実演を披露した。全学年の児童が参加し、平岡さんの話に耳を傾け、世界と戦った豪快な投げ技に驚きの声を上げた。

平岡さんは、五輪初出場の08年北京で初戦敗退したものの、続くロンドンで2位に輝いた。16年現役生活にピリオドを打った。

講演の演題は「失敗=ダメじゃない」。平岡さんは北京で結果を残せなかったことを振り返りながら、「失敗を失敗のままにしない。失敗としっかり向き合ってきた。工夫する、考える、そういうことを学んだ。失敗を恐れずどんどんトライしてほしい」と訴えた。

20年東京五輪については「日本選手ばかりでなく海外に目を向けてください。どんな言葉なのか、同い年の子はどんなことをしているのか。勝った負けただけでなく、違う目線で見ても面白い」と語った。

柔道の実演では、平岡さんが得意技の背負い投げを披露すると、児童たちはその力強さに目を丸くして驚いた。また柔道を習う同校2年の児童男女4人も登場、黒帯の大人を投げて大きな拍手を受けた。

五輪メダリストと接した大関咲人(さきと)君は「強くて早い。僕も平岡先生のようになりたい」と刺激を受けた様子。柔道を初めて1カ月の大橋健(れん)君は、背負い投げの指導を受け「うまく投げられた」とうれしそうだった。

今回の事業は、同校が取り組むオリンピック・パラリンピック・ムーブメント事業の一環で実施された。(小林久隆)

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 11 月 16 日 (金)

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