2018年11月15日(木)

イオン石岡店閉店へ 来年2月 新商業施設を建設

来年2月に閉店する「イオン石岡店」=石岡市石岡
来年2月に閉店する「イオン石岡店」=石岡市石岡

イオンリテール(千葉市)が「イオン石岡店」(石岡市石岡)を2019年2月に閉店させることが14日分かった。閉店後は建物を取り壊し、新たな大型商業施設を建設する計画だ。同市内では食品スーパーを核に衣料品やドラッグストアなど専門店を配置する近隣型ショッピングセンター(NSC)が相次いでオープンしており、商業施設間の販売競争が激化。新商業施設を開業させることで積極的に消費者ニーズに応えていきたい考え。

同店は1987年12月、国道6号沿いに「ジャスコ石岡店」としてオープンし、2011年3月に現店名に変更した。建物は3階建てで売り場面積は約9500平方メートル。イオンの総合スーパーのほかに地元などの専門店が25店舗出店している。オープンから30年が過ぎ、販売競争力の低下が目立っていた。

来年2月下旬ごろに閉店し、一時休業に入った後、建物を取り壊して新商業施設の建設に入る。開業時期は未定。新商業施設については現在の敷地面積約4万8000平方メートルを拡張したい意向で、「イオンモール土浦」(土浦市)のような総合スーパーを核とするモール型の大型SCを建設するか、敷地に食品スーパーを核とし、専門店が多数出店するNSC型にするか市場環境の動向を見ながら検討していくという。

市内では今年7月、工場跡地に核店舗となる食品スーパーのヨークベニマルのほか、家電量販店のヤマダ電機や100円ショップのダイソー、ドラッグストアのサンドラッグが出店したNSC「フォレストモール石岡」が開業。06年にはヨークベニマルや家電量販店のケーズデンキ、カジュアル衣料のユニクロなどが入るNSC「ウェルサイト石岡」が既にオープンしており、食品スーパーのカスミ(つくば市)のNSCも含め、市内にあるSC間の販売競争が激しくなっている。

県内では15年に閉店した「イオン下市店」跡地にイオンリテールが今月1日、食品スーパーの「イオンスタイル水戸下市」(水戸市柳町)を新たに開店させ、店舗リニューアルに力を入れる。5階建ての総合スーパーだった店舗の売り場面積を大幅に減らして地上1階のコンパクトな食品スーパーに転換し、高齢者などの消費者が買いやすい環境を整えた。総合スーパーを巡ってはモール型の大型SCやNSC業態の流れが強まっており、総合スーパー単体では生き残りが難しくなっているのが現状だ。



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