2018年11月28日(水)

日立市JR大甕駅周辺整備 東西自由通路が完成

利便性向上、にぎわい創出へ

JR大甕駅の東西自由通路の完成を祝いテープカットする関係者=日立市大みか町
JR大甕駅の東西自由通路の完成を祝いテープカットする関係者=日立市大みか町

日立市が進めるJR大甕駅と周辺の整備で、駅舎の地下化に伴う東西自由通路が完成し、開通式が27日、現地で開かれた。分断されていた東西の往来がスムーズになることで、同駅利用者などの利便性向上に加え、街のにぎわい創出も期待される。自由通路は新駅舎とともに、12月8日に供用開始となる。

同駅には従来、東口しかなく、東西に分断される格好になっていた。駅舎を地下化し、自由通路を整備することで、茨城キリスト教大がある駅西側との行き来が円滑になる。

式典には関係者135人が出席。小川春樹市長は「東西の市街地が一体化し、通学・通勤客に大きな利便性がある。駅周辺がさらに活性化してほしい」とあいさつ。大甕駅周辺地区整備計画策定委員会の委員長を務めた小柳武和茨城大名誉教授は「地元に愛され、日立のまち全体の活性化につながることを願う」と完成を祝った。

テープカットには、自由通路を利用して通学することになる市立大みか小6年の児童2人も参加した。

自由通路は線路下に整備され、ほぼ中央部に同駅改札口が位置する。長さは約81メートル、幅約5・5メートルで、東西両口にエレベーターが1基ずつ設置された。東西両側の入口部から自然光が差し込むよう工夫された。

同駅と周辺の整備は旧日立電鉄線跡地を活用するバス高速輸送システム「ひたちBRT」導入に合わせ、2012年に計画が策定され、16年3月に着工。駅舎と自由通路の整備費は約37億円で、市の一般財源と市債、国の交付金などで賄われる。

市は東西両口の駅前広場なども整備中。西口には来春、BRT専用道と乗降場が完成する。駅前広場全体と西側の南北アクセス道路は2020年春に整備が完了する予定だ。(川崎勉)

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