2018年11月29日(木)

茨城県議選 92人出馬へ 30日告示、13選挙区無投票公算

任期満了に伴う茨城県議選(定数62)は30日、告示される。全32選挙区の立候補予定者数は28日現在、計92人に上っている。昨年の知事選と衆院選勝利の余勢を駆って“王国”維持を図る最大勢力の自民党に対し、党勢浮揚の試金石となる国民民主党系の政治団体「茨城県民フォーラム」や自民と対立する無所属候補など、他党・会派がどう戦うかが焦点となる。13選挙区が無風となる公算が大きく、18人の無投票当選が見込まれる。選挙戦に突入するのは19選挙区となる見通しだ。投票は12月9日行われ、即日開票される。

今選挙から定数は1削減され、日立市区が1減、つくば市区が1増となるなど「3増4減」となる。区割りは10選挙区で見直され、計13選挙区で定数と区割りが変わる。今回から選挙区名に市町村名を明示し、より分かりやすくなった。

立候補者数は、衆院選と同日となった前回2014年の95人とほぼ同規模の92人になる見込み。内訳は、現職56人(前回比4人減)▽元職2人(同1人増)▽新人34人(前回同)。

党派別では、自民38人▽茨城県民フォーラム5人▽公明4人▽共産8人▽立憲民主2人▽日本維新の会1人▽無所属34人。改選後の会派入りを念頭に、自民が無所属1人、茨城県民フォーラムが無所属2人を推薦した。このほか、公明は選挙区で競合しない自民23人、無所属1人の計24人を推薦した。

自民の公認・推薦39人は前回より5人減。選挙後は保守系無所属の取り込みが見込まれ、最大会派の堅持と伸長を図る。

茨城県民フォーラムは目標の2桁擁立に届かなかったが、旧民主時代の元職などを推薦し、現有5議席からの拡大を目指す。

公明は水戸市・城里町をはじめ日立市、土浦市、つくば市の4選挙区に現新4人を擁立し、議席維持に全力を挙げる。

共産は現職3人と新人5人を立て、代表質問権を得られる4議席目を狙う。

初参戦となる立憲民主は水戸市・城里町とつくば市の2選挙区に新人を擁立。日本維新の会は那珂市区に1人を立てた。

無投票が見込まれるのは1人区を中心に、結城市▽下妻市▽常総市・八千代町▽常陸太田市・大子町▽ひたちなか市▽鹿嶋市▽守谷市▽常陸大宮市▽稲敷市・河内町▽かすみがうら市▽神栖市▽小美玉市▽美浦村・阿見町-の13区で、前回と同数となりそうだ。

ひたちなか市区(定数3)が無投票になると、勝田市と那珂湊市の合併で1998年に同区が新設されて以来、初めてとなる。(黒崎哲夫)



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