2018年12月1日(土)

茨城県議選告示 44議席へ74人舌戦 地方創生や原発焦点

候補者とともにガンバロー三唱で気勢を上げる支持者ら=水戸市内、根本樹郎撮影
候補者とともにガンバロー三唱で気勢を上げる支持者ら=水戸市内、根本樹郎撮影

任期満了に伴う県議選(定数62)は30日、告示され、32選挙区に92人が立候補を届け出た。このうち13選挙区で合わせて18人の無投票当選が決まった。残る19選挙区の計44議席を巡って、74人が9日の投開票に向け選挙戦に入った。人口減少時代の地方創生をはじめとした県政発展の方策、昨年就任した大井川和彦知事の県政運営の評価、東海第2原発再稼働の是非、来年の統一地方選や参院選の前哨戦として各党派がどこまで議席を伸ばせるか、新旧交代の行方などが焦点となる。2016年に選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げてから初めての県議選となる。


立候補を届け出たのは現職56人、元職2人、新人34人で、前回14年の95人を3人下回った。このうち女性は7人。

党派別は、自民38人▽国民民主系政治団体の茨城県民フォーラム5人▽公明4人▽共産8人▽立憲民主2人▽日本維新の会1人。改選後の会派入りを念頭に、自民は無所属1人、県民フォーラムは同2人を推薦した。公明は自民23人、無所属1人を推薦し支援する。

県議会の定数は「3増4減」され、前回より1削減された。選挙区は36から32に4減となり、10選挙区で区割りが見直され、13選挙区で定数と区割りが変更となった。つくば市区、牛久市区、利根町が加わった龍ケ崎市・利根町区が各1増。日立市区、利根町が切り離された取手市区、合区となった潮来市・行方市区、同じく鉾田市・茨城町・大洗町区が各1減となる。高萩市・北茨城市区、坂東市・五霞町・境町区は合区されたが、合計の定数は各2で変わらない。

自民は現職が不在か引退する3選挙区以外の29選挙区に公認・推薦候補を擁立。39人の全員当選を基本に、保守系無所属の会派入りを見込み議席上積みを図る。

県民フォーラムは公認・推薦7人。現職と引退議員後継の議席を守りつつ、推薦2人の那珂市区、龍ケ崎市・利根町区で議席伸長を狙う。

公明は水戸市・城里町区、土浦市区、つくば市区に現職、日立市区に引退議員後継を立て、4議席死守を目指す。

共産は現職3人、新人5人の計8人を擁立。県政唯一の野党の立場で、大型開発や東海第2原発再稼働の阻止を掲げる。

立民は新人2人を水戸市・城里町区、つくば市区に立て、結党後初の都道府県議選で議席を獲得できるかどうか注目。維新は那珂市区に新人1人を擁立した。

29日現在の有権者は244万4195人。(黒崎哲夫)



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