2018年12月8日(土)

大洗町がオトフォツクと友好協定 ポーランド都市、年度内締結目指す

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原子力施設がある自治体同士で交流を図ろうと、大洗町がポーランドのオトフォツク市と友好都市協定を結ぶことが7日までに分かった。本年度内の締結を目指し、来年1月下旬に同町と日本原子力研究開発機構(原子力機構)関係者が同市を訪問する見込み。

首都ワルシャワの中心から南東に約23キロにあるオトフォツク市は、ポーランド国立原子力研究センターがある。同センターと原子力機構は2017年5月に、「高温ガス炉技術に関する協力のための覚書」を締結し、大洗研究所が抱える高温ガス炉の高温工学試験研究炉(HTTR)に関する技術協力を進めている。

今年8月に同センターの関係者が大洗町を訪れ、HTTRの視察をした際に、友好都市の提案があったという。

19年は日本とポーランドの国交樹立100周年となる。ポーランドはショパンなど著名の音楽家や、ノーベル物理学賞と化学賞を受賞したマリー・キュリーを輩出するなど歴史や文化が豊かな国。原子力だけでなく、文化や教育の交流を目指し、中学生の派遣事業による人材育成など多角的な交流を目指す予定。

大洗町は18年6月に、スウェーデンのニーショーピン市との協定が解消され、国外に友好都市はなかった。

県内自治体で東欧諸国と友好都市を結ぶのは桜川市が16年9月、ブルガリアのシリストラ市との友好都市協定締結の例がある。


(志賀敦文)

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