2018年12月11日(火)

茨城県議選 新県議の横顔 目立つ「2世」や元市議

平均年齢は55・6歳 

初当選を決め、支持者と握手を交わす石塚隼人氏=坂東市弓田
初当選を決め、支持者と握手を交わす石塚隼人氏=坂東市弓田

9日開票の茨城県議選で当選した新県議62人の平均年齢は55・6歳で、4年前の当選者の平均56・3歳から0・7歳若返った。1946年以降の戦後生まれは59人を占め、改選前の53人と比べ6人増えた。戦前生まれは3人。定数の約2割に当たる新人12人が初当選し、世代交代が一定程度進む結果となった。


最年長は海野透氏(自民、ひたちなか市区)と8選の葉梨衛氏(同、美浦村・阿見町区)で1943(昭和18)年生まれの75歳。最年少は86年生まれの32歳、中村勇太氏(無所属、古河市区)、34歳の金子晃久氏(自民、常総市・八千代町区)が続いた。

最多当選は海野氏で9回目。次いで葉梨氏、西條昌良氏(自民、神栖市区)が8回で並んだ。

男女別では男性57人、女性5人。女性の党派別は自民1、茨城県民フォーラム1、公明1、共産2、無所属はいなかった。「政治分野の男女共同参画推進法」が今年5月に施行されて初めての選挙だったが、女性の立候補者は7人と過去5回で最少だった。総務省の統計によると、全国の都道府県議の女性議員割合は約10%(2017年末時点)で、本県は全国平均に届いていない。国政選挙と違って比例代表などがない地方議会選では、現状の仕組みの中で男女差を縮めていくには時間がかかりそうだ。

初当選した12人の平均年齢は47・1歳。「政治家2世」や市議出身者が目立っている。

中村氏は元建設相の中村喜四郎衆院議員(無所属、茨城7区)の長男で、豊田茂氏(無所属、高萩市・北茨城市区)は豊田稔北茨城市長の長男。自民推薦の石塚隼人氏(無所属、坂東市・五霞町・境町区)は元坂東市長で今回引退を決めた石塚仁太郎県議(自民)の次男だ。村田康成氏(無所属、神栖市区)は村田康博元波崎町長の長男で前神栖市議。

初当選者のうち、市町村議経験者は12人中5人。政治経験を積んで県政に進出するケースが多く見られる。

当選回数は、今回初当選した1回が12人、2回が9人、3回が15人、4回が9人、5回が3人、6回が5人、7回が6人、8回が2人、9回が1人。1〜2回が定数62の約3分の1を占めた。



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