2018年12月11日(火)

土浦工高、ペットボトルで制作 LED輝くエコ・ツリー

師走の街 華やかに

3〜5秒で赤や青など色合いの変化が楽しめる「エコ・クリスマスツリー」=土浦市上高津のイオンモール土浦
3〜5秒で赤や青など色合いの変化が楽しめる「エコ・クリスマスツリー」=土浦市上高津のイオンモール土浦

師走の街中を華やかに彩るクリスマスツリー。土浦市上高津のイオンモール土浦には、今年も県立土浦工業高(土浦市・鈴木拓夫校長)の情報技術研究部が作るペットボトルが素材の「エコ・クリスマスツリー」が、同店専門店中央入り口付近にお目見え。消費電力量が白熱球の約10分の1と少ない発光ダイオード(LED)のカラフルな光が、人々の心を和ませている。


「わぁーきれい」。「遠目からはペットボトルだと分からない」-。12月初旬の午後5時ごろ、同店にショッピングに訪れた親子は、笑顔で見入っていた。

エコツリーは高さ5メートル。直径3メートル。赤や黄色、緑などの光がリズミカルに変わっていく。使用しているペットボトルは500ミリリットル1008本。2リットルが132本。「校内の自動販売機から出るペットボトルを集めたもの」(同部員)という。50ワットのLEDカラー投光器が7台設置されている。

このエコ・ペットボトルツリーの制作は2010年、同店からの依頼で始まった。「屋外に設置するため、雨風の時、配線に水が入らないよう気を配った」と顧問の正影裕昭教諭(55)は振り返る。当初は500ワットの投光器に赤や緑などのフィルムを貼り、色を演出していたが、東日本大震災後の節電意識の高まりで11年からは、徐々にLED投光器、LEDカラー投光器へと替わっていった。

ノウハウを先輩から受け継いで、今年で8年目を迎えた。現在部員は1、2年生12人。先月14日には5時間以上かけてツリーを組み立てた。1年のマヨニーラ龍ノ介さん(16)は「先輩から引き継いで作り上げることができ、達成感があった」と満足げだった。2年の貝塚健さん(17)は「授業や部活で習得した技術を使い、『エコ・クリスマスツリー』を地域の皆さんに見ていただけるのは光栄」と話した。

正影教諭は「捨てられてしまう身近なペットボトルを再利用することで、環境に優しい試みだ。見る人にもの作りの面白さを知ってもらえたら」と期待を込めた。
◇   ◇

イオンモール土浦での点灯(午後4時30分〜同10時)は1月下旬まで。また、JR土浦駅前のアルカス土浦ラウンジでも、同部員が制作したペットボトルのクリスマスツリーのオブジェ(高さ約3メートル直径約2メートル)が飾られている。点灯(午前8時30分〜午後8時)は1月31日まで。(鈴木聡美)

情報技術研究部の部員たち=土浦市内
情報技術研究部の部員たち=土浦市内


次の記事:トイレなし解消へ PA整備決定 

最近の記事

全国・世界のニュース

2019 年
 6 月 25 日 (火)

メニュー
投稿・読者参加
サービス