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お年寄りとランチ交流 鹿島高生、料理振る舞う

鹿島高校の生徒との食事を楽しむお年寄り=鹿嶋市城山
鹿島高校の生徒との食事を楽しむお年寄り=鹿嶋市城山


鹿嶋市城山の県立鹿島高校(池田光明校長)の生徒が7日、同所の鹿島まちづくりセンターで、1人暮らしのお年寄りと交流するランチ会を開催した。近隣のお年寄り約40人が、生徒たちの手料理をおいしそうに食べた。

ランチ会は毎年の恒例行事で今年で13回目。同校の家庭クラブが調理のほか、会場の設営も行った。メニューは鶏の唐揚げやブロッコリーとじゃこのあえ物など。食事のほかに、クリスマスが近いことから、前日に生徒たちが焼いたパウンドケーキも配られた。

調理部で部長も務める2年生の君和田遥香さん(17)は「1人暮らしだと作りにくい揚げ物をメニューにした。お年寄りと関わるのが好きなので、楽しかった」と話した。食事の後は、同校の吹奏楽部が時代劇のテーマ曲などを演奏した。

ランチ会は、鹿島地区社会福祉協議会がサポート。同社協の小早川正子会長は「若い人がボランティア活動する場を設けるのも社協の役目」と意義を話した。初めて参加したという同市宮中の伊藤徳子さん(74)は「味付けもよくておいしかった。若い人と話すのは楽しい」と笑顔だった。 (藤崎徹)

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