鹿島4強入り 地元で熱い声援、逆転劇に総立ち
鹿島アントラーズがアラブ首長国連邦(UAE)で開催中のクラブワールドカップ(W杯)の初戦で、グアダラハラ(メキシコ)を3-2で下し、準決勝に駒を進めた。県内外から鹿島サポーターがホームタウンの鹿嶋市に集まり、中継画面を前に声援を送った。先制点を許しながら、後半に一挙3得点の逆転劇に総立ちで喜び、両手を突き上げた。
15日深夜、鹿島サポーターなじみの居酒屋「大五郎」(同市宮中)には、約30人が集結。立ち見まで出る盛況ぶりで、店長の縄手博議さん(45)は「こんなに集まったのは初めて」と驚いた。
後半4分に永木亮太選手の同点ゴールで反撃ののろしを上げ、セルジーニョ選手と安部裕葵選手も続いてゴールを挙げた。鹿島が得点を重ねるごとに、店内のムードは盛り上がった。
相手の反撃を1点でしのいで逃げ切ると、サポーターらは喜びを爆発。肩を組んで凱歌(がいか)を響かせた。ひたちなか市、公務員、武石敏将さん(40)は「最高の試合。安部選手がうまく機能していた」と興奮気味に話した。
鹿島は2年前の同大会に開催国枠で出場、決勝でレアル・マドリード(スペイン)に敗れた。その試合を会場で観戦した鹿嶋市、スーパー従業員、新免裕介さん(43)は「今度はアジア王者としてレアルと戦える。鹿島の強さを世界に証明してほしい」と雪辱を期待した。(藤崎徹)
15日深夜、鹿島サポーターなじみの居酒屋「大五郎」(同市宮中)には、約30人が集結。立ち見まで出る盛況ぶりで、店長の縄手博議さん(45)は「こんなに集まったのは初めて」と驚いた。
後半4分に永木亮太選手の同点ゴールで反撃ののろしを上げ、セルジーニョ選手と安部裕葵選手も続いてゴールを挙げた。鹿島が得点を重ねるごとに、店内のムードは盛り上がった。
相手の反撃を1点でしのいで逃げ切ると、サポーターらは喜びを爆発。肩を組んで凱歌(がいか)を響かせた。ひたちなか市、公務員、武石敏将さん(40)は「最高の試合。安部選手がうまく機能していた」と興奮気味に話した。
鹿島は2年前の同大会に開催国枠で出場、決勝でレアル・マドリード(スペイン)に敗れた。その試合を会場で観戦した鹿嶋市、スーパー従業員、新免裕介さん(43)は「今度はアジア王者としてレアルと戦える。鹿島の強さを世界に証明してほしい」と雪辱を期待した。(藤崎徹)