2018年12月22日(土)

車いすラグビー・池選手 筑西の障害児施設で交流 希望、勇気与えたい

子どもたちに銅メダルを掛けて交流する池透暢選手=筑西市幸町
子どもたちに銅メダルを掛けて交流する池透暢選手=筑西市幸町

車いすラグビーの日本代表として活躍する、池透暢(いけゆきのぶ)選手(38)が17日、筑西市幸町2丁目の重症心身障害児デイサービス施設「きなり」(鈴木宏美理事長)を訪問し、利用者の子どもや保護者と交流した。2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックで銅メダルを獲得した池選手は「次の東京は頂点で輝きたい」と力を込めた。講演後は、子どもたちや施設関係者と円陣を組んで再会を誓った。

子どもや保護者に希望や勇気を与えたいと、10月に開設した同施設で初めて企画されたイベント。同施設のスタッフが池選手と交流があり、訪問が実現した。

池選手は高知市出身。19歳の時に交通事故で、全身の75%に及ぶやけどや左足を失うなど、大けがを負った。23歳で車いすバスケを始め、32歳で車いすラグビーに転向。34歳の14年から日本代表キャプテンを務めている。リオパラリンピックの銅メダルのほか、今年8月の世界選手権で初優勝を果たした。池選手は「必死にやり続けたことが実った。メダルは生きた証しで宝物」と回顧。「障害のあるなしでなく、輝いている自分たちを見せることが役割。スポーツを通じて応援してもらえるよう頑張る」と語った。

子どもたちはクリスマスソングを歌い、池選手を歓迎。池選手は銅メダルを披露し、メダルを振って音を鳴らしたり、子どもの首に掛けたりしながら交流を深めた。山田琉斗(りゅうと)さん(14)と参加した母親の佳子さん(42)は「勉強になったし、励みになった。この子のおかげでいろんな人と出会うことができ、良い時間を過ごすことができた」とほほ笑んだ。(平野有紀)

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