2019年1月10日(木)

「日本一おいしい米」山形で全国大会 岡田さん(石岡)連続優良金賞

異品種、栽培に工夫

「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で2年連続金賞に輝いた岡田さん夫婦=石岡市
「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」で2年連続金賞に輝いた岡田さん夫婦=石岡市

山形県で昨年12月に開かれた「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテストin庄内町」で、石岡市小屋の農業、岡田弘さん(59)が2年連続で優良金賞に輝いた。前回はコシヒカリで臨み、今回は初めて栽培した「いのちの壱(いち)」で挑んでの受賞。異なる品種で味の“お墨付き”を得て、こだわりの米づくりに自信を深めた岡田さん。「食べてうまいと言ってもらえる米で、今年はさらに上を目指す」と意気込む。

同コンテストは機械による判定は行わず、全て人が食して審査するのが特徴。全国で作付け割合が多い20品種で競う「メジャー部門」、それ以外の「プレミアム部門」があり、全国から応募があった500点で競われた。予選は、全国の公募審査員に5点ずつ応募米を送付して試食してもらい、決勝大会に進むメジャー部門18点、プレミアム部門12点を選んだ。

前回の岡田さんは、コシヒカリでメジャー部門ベスト18入り。今回はプレミアム部門で、2000年に岐阜県下呂市の農家が偶然発見したコシヒカリの突然変異種「いのちの壱」でも挑戦することになった。

「いのちの壱」は、粒が大きく甘みと歯応えがあり、全国の各種コンテストで上位を独占するほどの実力米だ。しかし、コシヒカリと違い、苗植えの間隔が広かったり収穫時期が遅かったりと、栽培は試行錯誤の連続。本県内には栽培例がほとんどないことから、岡田さんにとっては一からの挑戦だった。

家族の協力も心強かったという。全国の審査員に「いのちの壱」のおいしい炊き方レシピを届けるため、料理好きの妻、慶子さんは幾度も水加減や炊き時間などを調整しながら、最良の炊き方を模索して出品への完成度を高めた。

2年連続で受賞を果たし、岡田さんは「筑波山系の八郷の自然で育まれた土地や水に恵まれている。工夫を凝らした肥料や栽培法に手間暇掛けたかいがあった」と会心の笑みを浮かべた。(高畠和弘)

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