2019年1月11日(金)

米NYで笠間焼展 31日から 茨城の魅力、世界にPR

松井氏の代表作など60点

練上玻璃光大壺「西施」
練上玻璃光大壺「西施」

笠間焼、ニューヨークに行く-。県は10日、本県を代表する伝統工芸品、笠間焼の展覧会を、米ニューヨークで開催すると発表した。県陶芸美術館所蔵の人間国宝、松井康成氏の作品などを披露する。同館所蔵品の海外展示は初めてで、大井川和彦知事は同日の定例記者会見で「本県の魅力ある伝統文化をアピールしたい」と意気込んだ。

展覧会は、ニューヨークの会員制社交クラブ「日本クラブ」(会長・吉森桂男米国三井物産社長)が主催。同クラブから笠間焼を主題とした展覧会の提案を受け、県は「世界に向けた茨城県のPRにつながる」と、企画に賛同した。

会期は31日〜2月27日までの約1カ月間。松井氏の「練上嘯裂文(しょうれつもん)大壺」「練上玻璃光(はりこう)大壺『西施(せいし)』」など代表作6点のほか、現代笠間焼陶芸作家3人の作品約60点を展示する。

大井川知事も渡米し、31日に現地で開かれるレセプションに出席し、トップセールスする予定。

笠間焼の魅力は型にはまらない自由な作風。会見で大井川知事は、デザイン性や自由な発想に基づく造形美など笠間焼の魅力に触れ、「伝統の上にも新しさを取り入れている斬新さなどをアピールしたい」と語った。

また、本県の銘柄牛「常陸牛」の輸出拡大に向け、2月1日に、ニューヨークで試食会を開く。大井川知事も参加し、現地のレストラン関係者らに常陸牛の魅力をアピールする。米サンフランシスコで開かれた昨年10月の商談・交流会に続く取り組みで、大井川知事は「常陸牛のおいしさや品質の良さを積極的にPRしたい」と述べた。

本県は、6月に20カ国・地域(G20)貿易・デジタル経済大臣会合が開催されるほか、来年の東京五輪の会場地となることから、県は「ニューヨークでの茨城県の認知度向上も図りたい」としている。(朝倉洋)

練上嘯裂文大壺
練上嘯裂文大壺


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