2019年1月12日(土)

東海第2再稼働 反対署名、市長に提出へ 鉾田の「主婦の会」

3300人超 「子どもの未来守る」

署名活動に取り組む主婦たちと集まった署名簿(手前)=鉾田市上沢
署名活動に取り組む主婦たちと集まった署名簿(手前)=鉾田市上沢

日本原子力発電(原電)東海第2原発(東海村白方)の再稼働問題を巡り、鉾田市の主婦たちが、岸田一夫市長に対し、原発の稼働延長に反対の意思を明らかにするよう求める署名を集めている。昨年末の時点で3300人を超える署名が集まっており、主婦たちは近く岸田市長に署名簿を手渡したい考えだ。

署名を集めているのは「東海第二原発を動かさず子どもの未来を守る鉾田主婦の会」。市内の主婦5人が呼び掛け人となり、昨年11月から署名活動を始めた。

同会は、東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発の事故を挙げ、「原発は半永久的に人間と自然に影響を及ぼし、人間の力ではどうすることもできないことが分かった」と指摘。東海第2原発で事故が起きた場合は、放射能の拡散は30キロ圏内にとどまらず、ふるさとの消滅は広範囲に及び、「子どもたちに及ぼす健康被害は計り知れない」としている。

同会によると、昨年11月半ばに新聞の折り込みチラシで署名を呼び掛けたところ、2週間ほどで千人を超える署名やカンパが集まった。今月半ばにも再度折り込みチラシで署名を呼び掛ける予定。いったん岸田市長に署名簿を手渡し、3月末まで署名活動は続ける。

署名集めでは、再稼働反対を望む市民から激励を受ける一方、「ないと困る」「安全だから再稼働するのでは」などの声も寄せられたという。

呼び掛け人の一人で同市上沢の木村みね子さんは「核のごみも処分できるか分からないのに、危ないことは避けてほしい。もしも事故が起きたときの、子どもや孫のことを考えてほしい」と話した。

東海第2原発を巡っては、原子力規制委員会が昨年11月の定例会合で、原則40年を超える運転延長を認可。事故を起こした福島第1原発と同じ沸騰水型炉の認可は初で、最長で2038年11月まで運転が可能になった。再稼働の議論は地元へ移っている。

(大平賢二)



次の記事:茨城ダッシュやめよう 急発進右折、違法も

最近の記事

全国・世界のニュース

2019 年
 6 月 19 日 (水)

メニュー
投稿・読者参加
サービス