2019年1月20日(日)

イノシシの生態学ぶ 水戸 農産物被害防止へ講座

生息範囲や生態について学んだ講座「イノシシの生態について」=水戸市全隈町
生息範囲や生態について学んだ講座「イノシシの生態について」=水戸市全隈町

農作物への被害など地域住民の生活に影響を及ぼすイノシシについて学ぼうと、「茨城生物の会」の小菅次男会長による講座「イノシシの生態について」が17日、水戸市全隈町の山根市民センターで開かれた。約30人が参加し、生息範囲が拡大している現状や習性について学んだ。

小菅会長は農作物の被害や生息の拡大を防ぐために「餌場を作ってはいけない」と話した。近年、イノシシが進出する行方市は好物であるサツマイモの生産農家が多く、出荷できないものを放置している状況があるという。イノシシの学習能力の高さに触れつつ、「安全に餌が食べられると認識すると何度も訪れるようになる」と解説した。

電気柵などの対策については、「柵の下の土を掘ってくぐる傾向がある」と指摘。鼻しか電気の刺激を感じないため、「地上40センチや20センチのあたりに柵線を張るといい」と説いた。また、「イノシシは身を隠せるやぶを好む」とし、「耕作地の周囲の草刈りも必要」と語った。

山根自治連合会、山根地区高齢者クラブ連合会、同センターが共催した。(志賀敦文)

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